tax return and pollinosis

午前中は、確定申告を済ませに税務署へ。
物凄い行列で並んでいるだけでへばってしまった…orz
やはりこの手のものは早めに済ませるにかぎる。
来年は、遅くとも2月末までに提出するようにしよう。

その後、県立・市立図書館をまわって夕刻前には帰宅。
ところが、どういうわけか、帰宅直後から目がかゆく、鼻がムズムズしてとまらない。
とうとう季節病に悩まされる時が来てしまった模様…。
昔は、花粉症で苦しむ友人を傍目に「花粉大好き!」とか言って歩いていたのに。

ということで、明日からは布団を干すのを控えて、昨年、購入した布団乾燥機を活用することにする(ちなみに、商品はこれ↓)

1万円切る価格で、このクオリティーの高さは素晴らしく、降雪のため、冬の間、布団が干せない雪国での生活に大変重宝した。
かなりオススメなり。

かけがえのない時間

翌3日は7時にホテルをチェックアウトして、北1条通りにあるスタバで軽い朝食。
このスタバにも足繁に通っていたので、どこか懐かしい。
店員さんも覚えていてくれたようで、「お久しぶりですね」と声をかけられてしまった。
ここら辺の温かさが東京との違いかな?
居心地の良さを作り出すのは接客にほかならないということを改めて実感して店を後にする。


その後、駅にてS氏と合流。
互いの近況報告と昔話に花を咲かす。
一緒に知床へ旅行に行ったのが懐かしい。
昼のフライトのため、短い時間しか話すことができなかったけど、彼から聞く話は色々と刺激となることが多かった。
忙しい中、わざわざ時間を割いてくれた友人に感謝をしつつ帰路に着く。


羽田到着後、先日のフランス旅行の土産をU氏へ渡すべく久方振りに渋谷へ。
Royal Garden Cafeで待ち合わせ。
週末ということもあってか店は若い女性でいっぱいだった。
しばらく待って入店。近況報告等、こちらも新しい話題があったりと有意義な時間を過ごす。
18時に解散。ようやく家路につき今に至る。


今回は予定を詰め込み過ぎため、全体的にタイトなスケジュールとなってしまった。
けれども、ずっと先送りにしてしまっていた関係各所への挨拶をようやく済ますことができ、1つの区切りをつけることができたのはやっぱり気持ち的に大きい。
経済的にもそれなりの負担ではあったけれど、決行してよかったと思う。


そして、今回の訪問で改めて感じたのが、彼の地で過ごした時間は自分にとってかけがえのない財産であるということ。


澄んだ空気、豊かな自然、美味しいご飯、そこで生活をする人たちの温かさ。
素敵な土地で、素晴らしい仲間に恵まれ、切磋琢磨しつつ過ごした日々。
平日は実社会、そこで生きる人々と接し、週末は思いのままの時間を贅沢に過ごす。
確かに、こちらの道に戻ることを決めて以降、週末のお誘いは断り、戻るための準備に費やす時間が多くなってしまったのは、今振り返るともったいなかったと思う時もある。
それでも、国立大学の図書館で文献をコピーしては、自宅で思索に耽り、気が滅入れると、近所の知事公館の芝生に寝っ転がり空を眺める。夜は、小さな映画館のレイトショーで、確かな目利きにセレクトされた深みのある映画を思う存分鑑賞する。
幸せな時間以外の何物でもない。


同時に、このような時間が、多くの方の善意・御厚情なくしては有り得なかったものであるからこそ、そこで得た経験をこれからの自分にしっかりと活かしていかなければならないのだと思う。

明日から、また歩き出そう。

雪の世界へ

2日は羽田発7時30分の飛行機で雪の世界へ。
思ったより雪が少なくちょっと驚く。
後で人から聞いたところ、どうやらここ数日、好天が続いたため結構な量の雪が解けてしまったようだ。
それでも、時折、身を削ぐような冷たい風が吹いたりと、春の訪れにはもう少し時間がかかる模様。
皮の手袋を装着して、いざ、空港を離れる。


電車で移動後、駅ビルにあるタリーズでちょっと一息。
タリーズクッキー&クリームモカ」で糖分を補給。
その後、まずは必要書類を取りに区役所へ。
金曜日の午前中ということもあってかかなりの混雑だった。


ようやく、いよいよ今回の旅の目的であるお世話になった関係各所へ挨拶周り開始。
お邪魔にならぬよう昼休みを狙って行ったものの、アポなしだったためちょっと迷惑だったかなと反省…。
感謝の気持ちを伝えるつもりが、逆に色々と励まされる結果となってしまった。
ご期待に応えることができるよう一生懸命頑張ろうと決意する。


その後、以前、住んでいたマンション近くのcafeでちょっと遅めの昼食。

今週の「しっかりご飯」は、カキと小松菜の豆乳チャウダー
新鮮な牡蠣を使っているから臭みはなく、豆乳との相性も抜群。
大変おいしゅうございました。
それにしてもこの店の居心地の良さは格別である。
食事後、頂いたお茶をすすりながら、ついつい長居をしてしまった。


店を出てからは以前住んでいたマンション付近をぶらぶら散策。
新しいお店が出来ていたり、逆に以前あったお店がなくなっていたりと、時の流れを感じるひとコマも。
それでも、小さなcafeや雑貨屋さんが沢山あるこの界隈の雰囲気は最高。
いつかまた住むことができればと切に思う。


その後、お世話になった指導担当の先生との約束まで少し時間があったので、Atelier Morihikoでしばし休憩。

シアトルカフェとはまた違う深入りのコーヒーを味わう。






夜、先生に連れていってもらったのは寿司屋「ひょうたん」
鮮度抜群の刺身と寿司に舌鼓を打つ。
あまりの美味しさに写真を撮るのを失念する…orz
その後、1軒飲み屋をめぐり、23時過ぎに御開。
昼間の挨拶周りと同様、今回も激励を頂いてしまった。
逆境にあっても常に可能性を模索する
先生から学んだプロの教えをこれから進む道でも実践しようと思う。


ホテルに戻り、シャワーを浴びた後、この日はすぐに就寝
色々と歩きまわって疲れたけど、実り多き一日だった。

知らないことだらけ

午前中に銀行での振込やら明日の挨拶まわりのためのお土産購入やらをなんとか済ませ、午後からは、いつも通り、語学のブラッシュアップと読書に励む。
読んだ中に、田中英夫先生の『英米法のことば』があったわけだが、これが大変勉強になった。

特定の法律用語(英語)を切り口に、英米の歴史と社会を語る古典的な良書である。
取り上げられている言葉の多くは(学部で英米法の講義を受講した学生ならば知っているという意味において)基本的なものであるにもかかわらず、そこで語られる言葉の背景については、まことに恥ずかしながら、知らないことだらけであって、大変得るものが多かった。

そして、現在の私にとって「はじめに」の中で書かれた次のくだりは、深く印象に残った。

外国法の紹介にあたって、それぞれの法律用語の正確な意味を確かめることなく、中くらいの辞典で直訳して訳語を求め、それを日本法の言葉で一見類似のものとほぼ同じ内容のものであるかのように扱うという、「英和辞典と六法全書があれば何でも判る」式の安直な道が選ばれる例が間々見受けられるのは、残念である。

正直なところ、ここ数ヶ月、とにかく量を読むことに意識を置きすぎてしまい、一番大切な、そして決して忘れてはいけない前提をおざなりにしてしまっていた。

自戒の意味を込めて、ここに残しておくことにする。

気が付けばもう3月

最後のエントリーから半年以上もブログをほったらかしてしまいました…。

振り返ってみると、この半年とちょっとの間、小さなものから大きなものまで、言葉通り、多くの出来事がありました。
前が見えずに、もがき苦しんだ時期もあったけれど、全てをいい経験とプラスに捉えて、そろそろ始動しようと思います。

4月からは、果たして適性があるのか、正直、自信のない世界での生活が始まりますが、昨日より少しでも成長できるように、焦らず、一つ一つの経験を大切に、物事を継続して行きたいと思う。

私に何か武器があるとすれば、それは辛抱強く継続できることだと思うので。

ということで、新生活開始まであと1ヶ月を切った今日から、ブログを再開することにします。