国家の命運と文房具と…

20時半に職場を出たときは、家に直帰する予定だったけど、雨がパラついてきたこともあって、気分転換も兼ねて帰り道の途中にあるcafeで簡単な夕食と読書をすることに。
居心地の良さについつい長居してしまったわけだが、おかげで買ったまま読めていなかった2冊を読了。

一冊目は、こちらの新書。
色々と示唆に富む記述があり、勉強になった。
特に第四章の「外交交渉の要諦」と第五章の「北朝鮮はなぜ手ごわいか」は、実際に交渉に当たった外交官の言葉だけに行間を含め重みがあると思う。
著者が懸念する「高齢化してゆく島国」における危機感の欠如については、まさにその通りでしょう。
みんな何とかしないといけないと思いつつも、日常の忙しなさに問題を先送り…。

それから、この本が発行される数か月前、霞が関で働く友人と食事をした際、奇しくも霞が関の伝統は継続性という趣旨の話を聞いていたので、第一章でその話題に触れられているのを見たときは、妙に納得してしまった。
省庁は違えど、カルチャーは同じということなのだろう。
できれば時間を置いてもう一度読み返したいと思う。

二冊目はこちら。
昔から、大きな本屋さんか文房具屋さんに行くとなぜか元気になってしまう私。
「文具が変われば、運命が変わる!」というのは、正直、どうかと思うけど、色々と便利な文房具が紹介されていて、見ているだけで仕事の意欲が湧いてきちゃう自分は、やっぱり文房具が好きなのだろう。
それにしても最近は、デザイン的にもオシャレな文房具が多いですね。
次の休日には、この町で一番大きな文具店にでも足を運んでみることにしよう。